医療・福祉で働く 〜介護施設の種類・説明〜

仕事探し

今回からは、人材紹介・派遣の医療・福祉分野に注目した内容を投稿していきます。
医療・福祉といっても働く場所の種類は複数あり、働こうと考えている方の性格や体調、希望条件によっても向き不向きが出てきます。病院であれば○○科と何を見てくれるところなのかが割とわかりやすくなっていますし、総合病院に行けば案内もされます。しかし、福祉(介護)の分野になるとわかりやすい名称ではないことも多いのです。
これから、介護の現場で働こうと考えている方や親族で介護施設の利用を考えている方がいれば今後複数回にあたり介護施設の種類について投稿していきますので是非参考にしてください。



介護施設の種類

そもそも介護施設ってどんな種類があるの?
色々な種類があるので、代表的なものを紹介していきますが公的な施設なのか、民間の施設なのかで分けて紹介いたします。

公的施設

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、ケアハウス、介護医療院
この4つが公的施設に当たりますが施設を探すといった際は前半の2つが主に対象になってくるかと思います。

民間施設

介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、グループホーム、小規模多機能型施設、デイサービス
主なところでこの6つの施設形態を知っていれば大丈夫です。

今回はこの中から、公的施設の特別養護老人ホームについて説明していきます。



特別養護老人ホームって?

特別養護老人ホーム(特養)とは、基本的には介護度3以上の方のみが入ることのできる施設と言うことをまず覚えておきましょう。特養の特徴としては、介護保険の適用で自己負担を少額に抑えることができ入居金がかからないことや、社会福祉法人や自治体が運営しているため営利目的ではないところです。ですので、他の施設よりも人気があり入居希望者も多く、なかなか入居できない状況にはなっております。
さらに、特養の中でも種類が分かれ、従来型、ユニット型、地域密着型のようにさらに細かく分かれているので注意しましょう。



従来型特養とは

2002年以前にできた特養に多い形態で今現在は新しく作ることのできない施設形態です。特徴としては、多床室が廊下に沿っていくつもあるような形になっていて入院の経験がある方であれば病院のような形を想像していただければ近いかと思います。一部屋に4名程度で全体では80名から100名程度の利用者さんがいる施設さんが多いです。ですので大勢の利用者さんを大勢の介護職員で見ていくといった働き方になります。比較的古い施設さんが多くなってきており、改築をしているところもあればユニット型へ移行していくところもあるようです。

働き方に関しては、施設内で多くの利用者さんと触れ合うため色々な介助を学ぶことができたり施設内で働いている介護職員さんも多いため、わからないことがあれば聞きやすいです。大勢の利用者さんを見なければいけないため仕事の流れが介護施設の中では比較的にルーティン化されているケースが多いです。ただし、大勢の利用者さんかつ介護度が重く車椅子の方も多いため移乗も多く体力面ではハードになってしまいがちなので体力に自信のある方が向いている施設さんになります。介護の現場で働く方の離職理由でトップに入る「人間関係」も小さい空間ではないため分散されやすい環境かと思います。

ユニット型特養とは

2002年以降にできた特養に関してはユニット型特養になります。従来型とは違い全て個室となっており、1ユニットが10名で少人数で個人の尊厳やプライバシーを尊重する施設形態に特養が変わりました。中心にユニットの利用者さんが集まって食事やレクができるスペースがありその周りに個室が10室あるような形が多いです。施設全体では8ユニット以上あるところが多いように感じられます。

働き方に関しては、介護度に関しては介護度3以上は変わりませんが、従来型特養に比べ担当する利用者さんが少ないため名前を覚えたりはスムーズにでき、体力的にも1つの空間にいるため動線も良くなっており楽にはなっているかと思います。ただし、従来型のように大勢の介護職員さんが同じ空間にいないため個人のスキルが重視される傾向がございます。日中は3名程度で介助に当たりますが、夜勤については2ユニットを一人で見るところが多いため日中の介助をしっかりとでき、利用者さんの状態をしっかりと把握できる必要があります。

地域密着型特養とは

地域密着型特養は、その地域に住んでいる方のみが入居できる施設形態で定員も29人と少ない施設でございます。こちらの形態は2006年からの制度ができたため、特養の中でも新しい施設形態なので建物もの全体的に新しいところが多いです。

働き方に関しては、ユニット型特養と変わらなく、さらに全体の人数も少ないといった点が特徴です。その地域の方が利用者さんなので近場で仕事を探している方であれば御近所さんが入居されていたり、知り合いのお父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんといった可能性も出てくるので、コロナ禍出なければご家族が会いに来ることがあることも頭に入れておきましょう。



終わりに

ご家族で介護度3以上で施設への入居を考え始めているのであれば、入居に費用があまりかからないため人気なので、早めに申し込みをオススメします。並行して別の施設形態も見学にいくことは問題ないので、待機期間を減らすためまずは申し込みだけしておきましょう。

介護施設で働くことを考えている方は、特養であれば一番介助に触れることができるのがメリットです。特養での介助経験があれば他の施設形態での介助業務に関しては困ることはなくなるでしょう。ただし、施設形態によっては元気な利用者さんが多い施設形態もあるので、身体を動かすレクだったりコミュニケーションといった部分は特養さんだけでは充分には身につかないこともありますのでご注意ください。

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