乾燥の季節が近づいてきました~保湿をしないとアトピー・アレルギー発症が○倍に!?~

育児

ここ数日、北海道は気温がガクッと下がり暖房をつけた家も多いのではないでしょうか?
うちも朝起きたときの冷え込みを感じたため暖房をつけてました。
紅葉がピークかと思っていたら、すぐに雪が降る出すのが北海道のさだめです。

冬になると気になるのが乾燥です。
男性よりも女性のほうが乾燥による肌荒れなどに敏感かと思います。
今回は、乾燥の及ぼす子どもの身体への影響を紹介していきます。
オススメの本も紹介しますので是非読んで見てください。

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子どもの肌は乾燥しやすい!?

ツヤツヤ、もちもちの潤い肌で大人が羨む肌というイメージの子どもですが、実は大人以上に肌が乾燥しやすいです。
なんと「人生で一番乾燥しやすい肌の状態」とも言われています。
大人の肌と比べて水分を体内にとどめる働きが未熟なため、ちょっとした刺激でも敏感に反応し、炎症や痒みといった肌トラブルにつながることがあります。

1歳までに60%がアトピー性皮膚炎に

実際にどれほどの子どもが「肌のトラブル」に悩まされているかというと、生後6ヶ月までに45%1歳までに60%がアトピー性皮膚炎の最初の症状がでているという報告があります。
さらに「肌のトラブル」は、アトピー性皮膚炎だけとは限りません。
新生児ざ瘡」「脂漏性皮膚炎」「接触皮膚炎」「皮膚カンジダ症」など似た症状のものもあります。

肌トラブルがアレルギーの原因に

上記にでてきた「肌トラブル」の中で特に「アトピー性皮膚炎」が原因でアレルギーの発症が種類によっては3倍にもなると言われています。
アトピー性皮膚炎自体は、成長していく中で治る子どもが7割と言われています。
しかし、治るまでの期間にアレルギーの発症要因がすでに身体に入ってしまっているかもしれません。

アレルギーの原因とは

そもそもアレルギーになる原因とはなんなのかを簡単に説明します。
アレルギーの原因を説明するには、まずアトピー性皮膚炎がどのようなものかを説明する必要があります。
アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。
アトピー性皮膚炎では、皮膚の“バリア機能”である「角層」が壊され、外から抗原や刺激が入りやすくり、これらが免疫細胞と結びつき、アレルギー性の炎症を引き起こします。
この状態になると、痒みを強める物質が身体からでてくるため、掻いてしまい角層がまた壊される悪循環が生まれてしまいます。
そして、アレルギーの原因となる「環境要因(ダニ、食品、ペットのフケ、細菌など)」が壊れた角層部分から入り込んでしまいアレルギーを引き起こします。

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対策は1日複数回の保湿

一番基本となる対策は保湿です。
今親になっている世代の方が子どもの時はまだ赤ちゃんに保湿が必要という話がなかったので、今も知らない方が多いかと思います。
そもそも子どもが乾燥しやすいということも知られていなかったように思います。
この後、紹介する本でも保湿(スキンケア)の重要性が書かれています。

実際にどうしているのか

きっきん家は、私が子どもの頃アトピーに悩まされ甲殻類アレルギーももっていたり、嫁きっきんが喘息・蕁麻疹をもっているので、かなりリスクが高めの肌なので意識は高めでスキンケアを行っています。

実際に保湿のタイミングはどうなっているか。
朝のパジャマからの着替えの時昼頃のおむつ替えの時夜お風呂上がりの時の3回を保湿の時間にしています。
お出かけなどで昼の保湿ができないときはありますが、3回を目標に行っています。
保湿は全身してあげるのですが、月齢毎に注意しないといけないところが変わってくるので意識的に保湿をしてあげないといけません。

例えば、新生児の期間は手足を伸ばすことがあまりないので、膝肘などの関節部分は良く洗ってあげないといけません。
その上で、保湿のローションが塗れるようにしっかりと伸ばしてあげないと肌の状態は悪化しやすいです。
すこし成長してムチムチになると関節以外に「ちぎりパン」のように汚れ・汗がたまりやすい部分が出現するので、その箇所も意識して保湿が必要です。

保湿につかっているのは「ベビーミルキーローション」です。
これで保湿するメリットは液体なので髪の毛でなかなか塗りにくい頭にも塗りやすい点です。
お値段はそこそこしますが、アレルギーになって食べられる物が減ってしまったり病院にかかる頻度があがるよりは絶対にいいです。

それでも湿疹が…

これだけやっていても湿疹がでてしまいました。
慢性的に出ていなければ保湿を続ければ大丈夫かもしれませんが、夫婦そろって肌が弱いので早めに病院にいって診てもらいました。

お医者さんへも保湿の方法などを説明したところ、それだけしっかりやっているのは凄いと言ってもらえました。
湿疹などはでてしまう子はでてしまうので仕方のない部分ではあるようでした。
なので継続的な保湿とともに薬ももらいました。

病院で処方してもらったもの

病院からはステロイドを含め保湿に必要な物を処方してもらいました。
ヘパリン」「ヒルドイドローション」「プロペト」「ロコイド」「ケトコナゾール」の5つをもらいました。

ヘパリン」「ヒルドイドローション」は、「保湿」「血行促進」「抗炎症」の3つの作用があり、角質層の水分保持機能を改善し、正常なバリア機能を取り戻すように促してくれます。
プロペト」は、皮膚の水分蒸発を防いだり皮膚を保護する役目をします。
この3つは、常に使っています。
「ヘパリン」は身体全体に塗り、「ヒルドイドローション」は頭に使います。
塗り終わった後に、効果を逃がさないように「ワセリン」でコーティングするイメージで保湿を行っています。

ロコイド」は、ステロイドなので湿疹の赤みが続いてしまっているときに塗ってあげています。
副作用などもあるものなので、お医者さんからの指示をもらいながら使わなければいけません。
ステロイドについても「マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア [ 堀向健太 ]」に書かれているので読むと安心して使えます。

ケトコナゾール」は、アトピー性皮膚炎ではなく「皮膚カンジダ症」に効果のある薬です。
脇やおむつの中など湿った箇所に発症しやすいので、アトピー性皮膚炎と見分けがつきにくいものになります。
皮膚科の看護師経験もある嫁きっきんから教えてもらったのですが、「皮膚カンジダ症」の部分に「ロコイド」(ステロイド)を塗ってしまうと悪化するとのことです。
ですので、どちらかわからない場合は安易に「ロコイド」を塗らず「ケトコナゾール」を塗って様子を見てから判断するほうがいいです。

オススメ本「マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア」

オススメの本は、このブログに何度か登場している「マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア [ 堀向健太 ]」です。
この本は、とんでもない数の参考文献によってしっかりとしたエビデンスがある内容になっています。

アトピー性皮膚炎皮膚炎の基本」からはじまり、アトピー性皮膚炎を悪化させないための「スキンケア」「薬物療法」「悪化要因対策」に章を分けて書いてくれています。
日々の生活で注意した方がいい点や、お医者さんの探し方、皮膚トラブルのお医者さんへの伝え方など様々な情報がマンガもいれてわかりやすく書かれています。

ペットの影響ってあるんだろうか。
冬の乾燥対策はどうしたらいいんだろうか。
行っている病院が合っていない気がする。
服の素材ってなにがいいんだろうか。など

特に初めての子育てをしている方は不安が多いと思います。
この本「マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア [ 堀向健太 ]」は、そんな悩みを解決してくれます。
マンガの部分だけでも参考になるので活字が苦手な方もオススメです。

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