派遣会社、紹介会社に登録はしたがその後、
一向に連絡がこないという経験をしたことはないでしょうか?
そして、忘れたころにまた連絡がくるという経験をしたことがないでしょうか?
こうなってしまう背景には、その会社での優先順位や、登録をした際の印象が大きく関わってきます。今回はどうしたら、こういった状態を避けられるかについて実際に人材会社で働く営業マンが紹介していきます。
どうして連絡が来なくなるの?
どうして連絡が来なくなってしまうのか?
要因はいくつもありますが、その中でも多いものを紹介していきます。
①希望条件が難しく提案先が見つからない
正社員であれば未経験にもかかわらず、高額の年収でしたり
パートであっても、徒歩5分圏内など一般的にあり得そうと思えないような
希望の条件を提示されても奇跡的に条件が求人が出ていなければ
見つかる可能性が低いと、複数名の担当をしている営業がほとんどですので
後回しにされてしまう、もしくは諦められてしまいます。
②希望条件や過去の経歴を教えない
仕事を提案するのが仕事とはいえ、どこの誰ともわからない人に対して
仕事の提案はできません。
求職者さんと求人を出している会社さんの二つがお客さんなので
どちらに対しても、しっかりと情報を確認し伝えなければいけないのです。
営業も人ですので、信用できる人がどうしても優先されてしまいます。
③就業の開始時期がはっきりしない
新しい仕事を始める時期が分かっていないとご紹介する会社とも
具体的な話を進めることができません。
いつから来てくれるかも分からない人を会社は中々待っていてくれません。
④聞かれた質問に端的答えていない
聞かれた質問は就業に最低限必要な情報が多いです。
その答えの理由もあるかと思いますが、まずはわかりやすく答えなければ
派遣・紹介会社の営業マンは仕事を探す準備ができなかったり
面接した際の欠点になると感じてしまいます。
⑤電話・面談時の態度が悪い
派遣会社・紹介会社なんだから探すのが当たり前のような態度をとってしまうと
人柄的に不安に感じてしまう営業マンは多いです。
多くの求職者を相手にしているのが、派遣会社・紹介会社の営業マンなので
安心のできる人を優先してしまいます。
他にも要因はありますが、仕事を提案しても大丈夫な人なのか
今後の提案時に連絡がしっかりと続けられる人なのか
履歴書を書いてくれるのか、面接の時間に遅れずに来てくれるのか
就職した後も継続して働いてくれるのか
将来のことを考え派遣会社・紹介会社は優先度合いを決めています。
どうしたら優先してもらえる?
派遣・紹介会社の営業マンは基本的に求職者に気に入ってもらえるよう考えてます。
簡単なところで言えば連絡があれば、連絡を返すと言った単純なことで大丈夫です。
上記の「連絡が来なくなってしまう」原因をどうしていくか
営業マンが嬉しく思う観点からお伝えしていきます。
①希望条件が難しく提案先が見つからない
はじめの希望条件を伝える際は、本当にこの条件があれば就業したいという
条件を伝えてください。
その際に、希望に似た条件であれば提案して欲しいことを伝えましょう。
そうすることで、提案してもらった会社をもとにさらに条件をすり合わせていくと
頻繁な連絡をとれ、自分では気付けなかった条件が出てきたり
タイミングによっては最初に出した希望条件にマッチする会社も出てくるかも。
②希望条件や過去の経歴を教えない
教えてあげてください!
話と長くなってしまうと思ってしまう場合は、いつまでに履歴書を準備します
とお伝えください。
営業マンはあなたのことを知って少しでも条件に合う会社を探していますし、
履歴書を提出いただければ無料で添削もしてくれます。
今まで書類選考で落ちていた先も、添削で受かるようになることも…
自分のことを知ってもらうことが最重要です!
③就業の開始時期がはっきりしない
はっきりと言っても何月何日にまで分からなくてもいいです。
「内定が出てから○ヶ月後に就業が可能になります」でOKです。
ここでもう一点、引き留めにあっても内定先にいくことをアピールしてください!
引き留めで結局残ってしまう方は多いです…
煮え切らない返事をしてしまうと転職熱が低いと思われてしまうので注意です。
④聞かれた質問に端的答えていない
派遣・紹介会社からの質問は、端的に答えられる質問が始めは多いです。
住所、資格、経験、就業日数、休日、就業時間という質問に対しては
聞かれた内容についてのみ答えていきましょう。
この時点で、一定数の提案先を絞ってくれることが多いです。
その後の一歩踏み込んだ質問で、条件にマッチした提案先を厳選していくので
聞かれた以上に話してしまうと整理して探してがスムーズにいかなくなってしまいます。
チャンスを自ら逃してしまうこともあるので伝えたいことがあっても
一呼吸おいて話していきましょう!
⑤電話・面談時の態度が悪い
仕事を提案しても大丈夫な人なのかをここで判断しています。
ここで悪い印象を与えてしまいますと、普段は違う印象を与える人でも
提案がないこともありえます。
第一印象がよければ、派遣・紹介会社の営業マンは優先度をあげて動きます。
第一印象が良い=面接でも印象が良い
と営業マンも考えるし、提案する会社に対し受かる可能性を上げるための
アピールもしやすくなるんです。
派遣・紹介会社の営業マンは未来の仕事の窓口です。
新しい職場の可能性を上げるためにも
上手に派遣・紹介会社の営業マンを使いましょう!
ほんの少しの意識だけで今までに出てこなかった提案が増えます。
忘れた頃の電話を止めるには?
これは非常に簡単です。
転職が完了したら情報の削除を依頼しましょう。
派遣・紹介会社を使っての就業が決まった場合には3〜6ヶ月程度の期間は
現状の確認の連絡がありますので、その後に連絡がこないように
しっかりと依頼をしなければ突然連絡がきてしまいますので忘れずに…
次回からは、私が特化してサポートしている医療・福祉について
ご紹介していきます。

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